山の寺寺院群
住所 石川県七尾市
電話
時間
定休
料金
前田利家が七尾城の防御目的で周囲に配置した寺院群です。
当時は29寺あったそうですが現在は16寺が残っています。寺院と寺院の間を結ぶ道は瞑想の道と呼ばれ散策コースとなっています。
長齢寺】。曹洞宗総持寺派宝円寺末。前田利家が能登で唯一建立した寺であり、分骨された利家の両親のお墓や利家の兄・前田安勝公とその子・利好公の墳墓があります。
常通寺】。浄土宗知恩院末。草創は文安7年で、七尾城主・畠山氏の家臣の子が出家して、城主より観世音を譲り受け安置し光明院と称しましたが、後に常通寺と改称されました。
西念寺】。浄土宗知恩院末。寺宝である蓮糸弥陀三尊像などの文化財を、春の彼岸中日に奉拝することが出来ます。
宝憧寺】。浄土宗知恩院末。以前は真言宗・福昌院と言い石動山にありましたが、後に改宗・改称されました。「歯治し地蔵」と呼ばれる地蔵尊が寺内にあります。
成蓮寺】。日蓮宗能登妙成寺末。本堂には開運妙見菩薩祀られていて、釈迦涅槃図などの寺宝があります。
龍門寺】。曹洞宗総持寺直末。四代七尾城主の菩提寺・輪島市三井町の興徳寺を合併吸収したため、畠山氏の文書や家臣の墓碑・位牌なども多く所有しています。美しい本堂が印象的です。
徳翁寺】。曹洞宗総持寺直末。前庭の牡丹は樹齢70年の古株を含め60余株もあり、牡丹寺としても知られています。
實相寺】。日蓮宗京都本国寺末。裏庭には樹齢700年の椎のご神木があり、天狗様が宿り「絶体絶命の際に祈れば一度は必ず助けてくれる」という神託があるそうです。
印勝寺】。法華宗越後三条本成寺末。境内地には桜が多く植えられていて別名「桜寺」とも呼ばれています。今は誰も住んでいないようでしたが、全体的に竜宮城をイメージしているらしく変わっています。
本行寺】。本門法華宗京都妙蓮寺末。山の寺寺院群の中核に位置し、戦に備えた城郭様式になっています。古より「紅葉寺」と呼ばれていました。
長壽寺】。日蓮宗京都立本寺末。本堂には一年に一度開帳される、土中出現日蓮大聖人や天満自在尊天神、行学院日朝上人が同祀されています。
妙観寺】。高野山真言宗。観音堂には弘法大師が霊木で作ったと言われる秘宝「聖観音菩薩」が祀られ、33年に一度開帳されています。「七不思議」伝説の寺としても有名です。
戻る
Copyright c NOTONOKAORI, Inc. All rights reserved.